「積み重ねれば道は拓く」
天才は戦う 努力の先にある輝きの為に

売上対昨年200%  営業対昨年利益217%  経常対昨年利益219%

「積み重ねれば道は拓く」
天才は戦う 努力の先にある輝きの為に

東証一部上場において、最年少上場社長の記録を持つ村上氏。日本の社長史業績を印しながらも、その素顔は、“一日一歩”スピリッツを地で行く「努力のひと」だった。150%オーバーで成長する事実におぼれない控えめさ、日々の積み重ねで築かれる地の強さ― 村上氏の、リブセンスの企業力が、そこにあった。


■高校3年生でビジネスモデルを構築、大学1年生で起業を行ったきっかけとは 図1555 村上:小学生のころから社長になりたいと思っていました。不便や問題の解決がビジネスモデルになると思い、高校時代に常に種を収集していましたが、ある時求人広告の需要と供給がマッチしていない事に気付いたんです。この情報化時代に、アルバイトの求人情報がネットや情報誌では見つからない。ゆえにみんな、街中を足で見て回っている。調べてみると、掲載するだけで費用が発生する仕組みだからでした。そこを解決するべく、大学1年の時にアルバイトの求人サイト“ジョブセンス”を立ち上げ、起業いたしました。
やがてビジネスモデルも2回チューニングし、求人情報掲載は無料、採用決定後に初めて費用発生&採用決定者にお祝い金贈呈、という現在のビジネスモデルに落ち着きました。
確かに事業を始めた年齢は若かったかもしれませんね。経営者だった両祖父の影響も受けましたし、世の中の感覚を小さいころから教えてくれた、母の影響も大きかったかもしれません。
リブセンスは今年創業7年目ですし、決して大きすぎるわけではありません。大企業と比べたらまだ発信力は弱いですし、未熟なものです。これからも150%成長する伸びしろがあるベンチャー企業でありたいと思っているので、これからも向上心が欠かせませんね。


■自己分析すると、どういったタイプの社長か?
村上:特にスキルに頼ることなく、本能や勘に応じ、赴くまま無意識に動いていくタイプでしょうか。日々の経験を多方面から理解し、ノウハウとして学ぶ量も多いと思っています。そして事業やビジネス構築に喜びを感じる、根っからの現場型プレイヤーです。ビジネスは世の中を元気にできる素晴らしい仕組みですから、発展させるための知恵の絞り合いや、業務に工夫を施す努力は楽しいですね。
会社の伸ばし方も、50%の成長を1回やるより1%の成長を毎日やるほうがいい、と考えています。リブセンス自体、細かい改善をし続けた先に存在しているものですから。


 ■起業前後のストーリーを教えてください図1666
村上:起業をするために必要な、優秀な人材を集める事から始めました。設立目的で口説いていき、学校の教室の一角に集ってはローンチに向かい作業する毎日でしたね。やがて早稲田大学の「ベンチャー起業家養成基礎講座」を受講し、ビジネスプランコンテストで優勝したことをきっかけにオフィスを構えました。学校の教室から社会人然としたオフィスへステップアップしたことは、純粋に嬉しかったですね。
そうしてアルバイト求人サイト「ジョブセンス」が立ち上がりますが、公開時の求人はおよそ390で社数はもっと少なかったはずです。そこから現在の70,000求人オーバーまでの道のりは、決して簡単ではなかったんですよ。
求人掲載費が無料だから、クライアントもユーザーも集まると思いきや、これが大変苦労した。わたしたちが大学生だったために信頼感が不足していました。まぁ、今の僕がクライアントの立場だとしても不安に思います(笑)。サイトの公開も大幅に遅れ、集客方法が分からないから人も来ない、他社と自社の10倍近い実績差を埋める方法が見つからない… ないないだらけの苦しみの中で悩みすぎ、初年度は白髪だらけになりました。
でもがむしゃらに動き続けるしかないんです。集客するにはどうすべきか研究し、そもそものビジネスモデルを見直し、テコ入れを施しました。求人を利用する全ての人のニーズに応じられるよう、不便や問題を解決したわけです。
「その仕組みは前例がないから実現しない」と言われ続けましたが…、後から結果が付いてきた。先が見えなくても行動し続ければ道が開ける、とこの時に理解しましたね。小さな手でもいいので仮説のもとに数を打っていく、という取り組みが大事ということです。

現在は、「ジョブセンス」の他にも成功報酬型ビジネスモデルを応用した、正社員求人サイトの「ジョブセンスリンク 」や派遣社員求人サイト「ジョブセンス派遣」、不動産情報サイトの「door賃貸」まで領域を拡大し、新規事業として「転職会議」という企業の評判から求人までわかるクチコミサイトも運営しています。


■会社の理念1231図1 村上:ユーザーを幸せにすることがわたしたちの幸せを最大化するという想いを込めた「幸せから生まれる幸せ」という理念を持ち、「あたりまえを、発明しよう」というビジョンを掲げています。ロゴにはこの“あたりまえ”を成し遂げるために必要な、“はてなマーク”と“しずくのマーク”を表現しています。“はてなマーク”は、世の中のものに疑問を持つという姿勢。“しずくマーク”は、その疑問がアイデアというしずくになり、雨垂れ石を穿つという故事成語のように、小さな積み重ねを丁寧に広げていくことで、より多くの人に浸透していくということを表現しています。そうやって、より多くのユーザーを幸せにするスタンダードなサービスを、幅広い領域で作りたいですね。

個人的には、80歳になっても仕事をしていたいです(笑)。社員に迷惑かからない形で、ライフステージに合わせて携わりたいなと。やらなくなったら死んでしまいそうですから。


■これから求める人材は?664図1 村上:圧倒的な表現欲求を持っている人で、「あたりまえを、発明しよう。」というビジョンに共感し、一緒に成し遂げたいと思っている人です。リブセンスはまだまだ成長途中ですので、一緒に事業や会社を大きくしていきたいという熱い想いを持っている人、大歓迎です。是非募集要項をご覧ただき、ご応募ください。お待ちしております。


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