株式会社ウィルゲート 専務取締役COO共同創業者 吉岡 諒
130名のウィルゲートを経営する31歳、コンテンツマーケティング事業部最高責任者、18才で起業し13年目、慶應経済卒、岡山出身、3800社の支援実績、コンテンツマーケティングと鈴木亜美をこよなく愛する。
18万人のライターをネットワークし、記事作成支援サービス「サグーワークス」、生活のアイデア投稿プラットフォーム「暮らしニスタ」を運営。
― 企業成長には、トップとナンバー2の良好な関係、適切な役割分担が欠かせないと言われるが、「小学校時代からの友人」と共同創業して、トップとナンバー2の緊張関係は保てるのか?
特に意識してナンバー2を振舞ってない
もともと代表の小島とは、小学校1年生からの知り合いで、週の2~3日は小島の家に泊まっていたくらいの親友でした。
東京と岡山で、別々の高校に進学したのですが、大学で再会したという流れです。
小島は高校3年生から起業の準備を始めていて、「高校卒業したら、すぐに一緒にやろう」と誘われていました。
そして、高校卒業の3日後から、小島の家に軟禁された(笑)のが共同創業の始まりで、小島が社長、私が専務ということで会社設立しました。
以来、トップとナンバー2として二人三脚で企業成長を担ってきたのですが、実は小島とは友達時代から今と同じような関係性だったので、特に意識してナンバー2を振舞ったことはないです。
「配慮・フォロワーシップ・役割分担」の3つが大事
そもそも二人とも「社長」というポジションに対するコダワリはありません。
創業間もない頃に小島が、「僕より吉岡のほうが社長に向いているかもしれない」と話していたこともあったくらいです。
僕らは、自分が社長であることにこだわって売上100億でいるより、(そんなことにはこだわらずに)売上1000億になるために最適な経営メンバーがいるなら、そのメンバーで実現を目指して行くほうが、はるかに良いと思っています。
ただ、ここ半年は、更なる企業成長のために、トップとナンバー2として幾つかを見直したことはあります。
僕の拙い経験からですが、トップとナンバー2が良好な関係を築き、機能するためには「配慮・フォロワーシップ・役割分担」の3つが大事だと考えます。
なぜなら、前提として、トップもナンバー2も「人間」だからです。