言うまでもないことだが、CFOとは会社のあらゆる数字について、CEOよりも詳しくなければならない。 そしてその守備範囲は、CEOの財布の中身にも及ぶ必要がある。 経営トップが個人名義で動かす事ができるフリーキャッシュが今…
「M」の記事
スモールM&Aでベンチャー企業は大きくなれるのか
2017年度のM&Aの件数は、大手M&A仲介会社レコフの発表に依ると3000件を越え、前年比15%の増加で過去最高を記録したそうだ。 これらM&Aの増加傾向は2000年代なかばから顕著で、ちょうど…
IPOを目指す会社が考えるべき資本政策とエクイティファイナンス
ベンチャー企業と呼ばれるような会社を起こした経営者であれば、IPOという言葉を意識したことはない、という人のほうが稀かもしれない。 言葉の意味のおさらいからすると、IPOとはInitial Public Offering…
組織の創造的破壊 ~会社を潰さないために経営者が為すべきこと~
会社や組織が常に環境に適応し生きてくのは極めて難しい。 どれほど画期的なビジネスや商品であっても、利益率の高いマーケットにはたちまちフォロワーが参入し、より安価でより使い勝手の良い商品でマーケットを埋め尽くすからだ。白物…
CEOに向く人材、CFOに向く人材とは
「己より優れし人物を集める術を知る者、ここに眠る」 有名な一節なので、耳にしたことがある人も多いかもしれない。 イギリスからアメリカに渡り、一代で全米有数の鉄鋼会社を築きあげ、「鉄鋼王」の名で今もよく知られるアンドリュー…
ヘッドハンティングされたときの、あるCFOの選択と決断
CFOやCOOなどNo.2の世界で生きていると、ヘッドハンティングというイベントに遭遇することがある。 特に、今現在奉職している会社やCEOのためにできることが無くなった時や、IPOを目指す会社でCFOを務めている場合な…
今を生きる経営者必見!会社組織のあり方~敗戦分析で見える真実~
先の大戦を振り返る時、 「空母主力の時代にあって、大艦巨砲主義にこだわった愚かな日本軍は時代を読めずに惨敗した」 というステレオタイプの意見を信じる人は今も多い。もしあなたが経営者であり、同様にこのような俗説を信じている…
ベンチャー経営者と「家族」という名のリスク
日本には、起業という非合理的なマネをする人たちがたくさんいる。 働き口も少なく、自ら行動を起こさなければどうにもならない国や環境ならともかく、日本に住んでいる限りよほどのことがない限り食いっぱぐれることなどないにも関わら…
倍返し!禁じ手「従業員の給与一律カット」の脅威 ~ある中小企業CFOの経験談~
経営再建策の中でも最後の手段であり、さらに最後の手段の中でも最悪手と言われる事が多い従業員の一律給与カット。 普通に考えれば、頑張って働いている従業員も適当に働いている従業員も、一律で給与をカットするなどあってはならない…
CFO必見!スモールM&Aにおけるノウハウと必勝法
M&Aを考えるメリット、M&Aの最近の市場環境及び実態について。 団塊の世代が大量に引退もしくは廃業をしていく時代にあって、M&Aの件数も驚異的に伸びている。 攻める経営者であれば当然、事業買収を…